携帯電話の進歩のようには

  • 2015.09.30 Wednesday
  • 07:08
 スマホに色々と不具合が出てきていて、機種変しなくてはならないようです。
 私はAndroidで、いま話題の6sも気になるのですが、高いですし、今さら一から覚えるのは苦なので次もAndroidかなと思っています。今の機種は2013年6月に買ったのですが、カメラ機能に不満があります。シャッターのタイムラグが大きく、暗いところでの画質低下が著しいです。スーパームーンをスマホで綺麗に撮影されている方の写真を見るにつけ羨ましく思います。Androidでカメラ機能が良い機種が会ったら教えてほしいです。

 それにしても、携帯電話の進歩も凄いなあと思います。ワンデーポートの立ち上げ準備をしている頃はCメールはカタカナでした。「モウスグサポセンニツキマス」なんてやっていました。月を携帯電話で撮るなんて、想像すらできませんでした。
 
 ところで、依存症支援もその他の問題行動に対しても、新しい考え方や、○○療法、○○セラピーという類いのものが次々に出てきています。新しい薬も出てきます。新しい方法や薬が出てきたときには関心を呼びますが、時が経つと、一部の人が傾倒するだけになるか、忘れさられてしまいます。その方法の限界や弊害も知られるようになるからです。それでも、新しい方法が出現すると注目され、画期的な方法だと称賛を集めます。私には、依存問題の支援は、カタカナでメールを打っていた頃から、進歩しているようには思えないのです。
 科学の進歩に慣れすぎた私たちは、人間の問題行動に対しても、携帯電話からスマホへの進化のよう劇的な変化が起きるのではと錯覚を持ちやすくなっているような気がします。人間の問題行動への支援や治療には画期的な方法なく、画期的な方法を追い求めることで、現実に向き合えなくなる危険性さえあると思います。

 携帯電話の機能はこれからもめざましく進歩するのでしょうが、人間の問題行動に対するアプローチの進歩はそう簡単ではなく、地道な積み重ねで進歩すると思っていたほうがいいのではないか……、私はそう考えています。
 

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