2003年の新聞記事
- 2015.04.29 Wednesday
- 10:55
これは、13年前の記事です。今も同様の内容の新聞記事があちらこちらで見かけます。ワンデーポートではこの後、利用者主体の見方をしていく過程で、「病気という自覚」も不必要であり、「借金の肩代わり」も一律ではないと考えるようになりました。また、GAへの参加も勧めなくなりました。経験を積み重ね、NPO的な発想で情報を発信すればするほど、私たちの考えは新聞では扱われなくなりました。非常に残念なことです。相互援助グループの活動や、医師や名前の知れた専門家の「当たり障りのない、ありふれた」意見は検証されず、そのまま記事になってしまいます。こうした扱いは、依存問題支援の広がりの妨げになっていると私は考えています。
私は、自分の過去を大げさに飾って語り、自己中心的な野心を包み隠していたときは「救世主」として持ち上げられました。そんなのは、偽りの姿だったと思います。今は、普通のオジサンとして、ワンデーポートの利用者の応援をすることが自分の役割だと思います。
「救世主」は新聞記事に扱われますが、普通のオジサンは新聞には掲載されないので、私はこのブログで正しい情報を発信していきたいと思っています。
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