ワンデーポート通信153号発送作業

  • 2013.04.30 Tuesday
  • 14:48

 今日の午後は、利用者とスタッフでワンデーポート通信の発送作業をやりました。
800箇所に送るので、かなり大変な作業です。


昨日のうちにリソグラフで印刷してあります



紙折り機で、3つ折、2つ折に


あとは手作業です。

153号は、宮城県七ヶ浜ボランティア報告(感想)と、私のさが桜マラソン断念記、個別相談についてなどが記されています。

ボランティア報告はUPしちゃいます

震災ボランティアバスツアー参加報告

ワンデーポートスタッフ 野崎

 去る3月22日〜24日に震災ボランティアバスツアーに参加してきました。ワンデーポートからメンバー7名、スタッフ1名の計8名で参加しました。前の週には第1陣として気仙沼に行きましたが、メンバーからの要望が多く2週連続の企画となりました。今回は宮城県で1番小さな町「七ヶ浜町」でした。
 石巻、気仙沼に比べ知名度も低く報道もほとんどなかった町です。瓦礫等の撤去も被災者のメンタル面のケアもまだまだ必要不可欠な地でした。
 8名を含めたツアーバス40名で現地へ出向き、各人様々な思いで参加してきました。
私は被災者の暮らす仮設住宅で足湯のボランティアを行い、ゆっくり手もみをしながら色々な話をさせて頂きました。驚いたのは震災の話は全くなく、日常の話や高校野球(スポーツ)の話が多かったことです。笑顔、そして話題の豊富さを実感しました。
ボランティアに来てくれること。顔を出してくれること。気にかけてくれること。を
特に必要とされていて今回の参加人数の多さに現地ボランティアスタッフも大粒の涙を流されていました。
少しほんの少しですが小さな力になれた気がしました。
それでは参加メンバーの感想を以下に紹介します。


Iさん
今回、震災ボランティアに初めて参加させてもらいました。ボランティア自体が初めてで少し不安でしたが、被災地の方々の力になれるようにと一生懸命がんばろうという気持ちで参加させて頂きました。
 被災地を見て、2年も経っているのにまだ復興が進んでいないところもあり心が痛かったです。単純作業で役にたてたかわかりませんが自分なりには頑張ったつもりです。
被災地の方が最後に言っておられた「現地に来て作業をしなくても笑顔を見せてくれるだけでもボランティアだよ」という言葉が今でも忘れられません。2年前の自分はギャンブルのことしか考えられずボランティアという活動すら考えられなかったので今回の経験はとても貴重です。人との繋がりや生きる喜びを少しでも感じることができました。今後1人でももう1度ボランティアに参加したいですし、その他色々な事にも挑戦していきたいと思います。


Mさん
 去年震災ボランティアに初めて参加して今回が2回目になります。去年から1年経過し被災地の復興の変化を見たいと思い参加しました。
夜行バスに乗り東北に向かうにつれ明らかに違う寒さを感じました。
3,11はより寒かったと思うと避難生活は過酷だったであろうと思います。
 今回は被災した農地を再度田んぼにする為の瓦礫、石ころ拾いでした。
午前中2時間の作業で1反ほどの農地の作業が終了しましたが、周りを見渡すと何百もの農地が広がっています。昼食後も再度続け、約3反の瓦礫拾いを完了しました。
達成感を味わえた事と、機会があればまた参加したいと思います。
 今回は被災地のわずかしか作業できませんでしたが、全国にいるひとりひとりの力が復興に繋がる。そしていつの日か被災地の方からの「写真を撮るときのピースサインなどはしないで下さい」という声を聞かない日がくるようにと思いました。


Rさん
実際に被災地に行き「津波」によるツメ跡を見て、それまで新聞やテレビの中の世界だと思っていたことが現実のものだと改めて実感しました。
 被災者の生の声を聞き、ボランティアの人手が足りないことや復興が思いのほか進んでいないことに「津波」などがまだ他人事と思っている人がまだまだ多いのではないかと感じました。
 一人でも多くの人に被災地へ訪れて欲しいと思います。


Kさん
今回、震災ボランティアに参加したのは初めてです。
最初は被害の少ない所なのかと思いましたが、周囲を良く見てみると至る所に津波のツメ跡が生々しく残っていました。作業の内容は農地であった畑の木、枝、石、ガラス等を手で拾ってバケツに入れるというもので誰にでもできる簡単な作業でした。
作業時間も5時間と少なく、私はこんなので本当に被災地の人の為になっているのかと疑問に思いましたが、作業の合間、現地ボランティアの人からのこのような話で考えが一転しました。「震災から2年が経ちメディアでは過去のことと捉えられ、ほとんど取り上げられなくなりました。でも復興が進んでいない箇所は沢山あり、人手が足りず困窮している人が大勢いることが現状です。今回の作業は簡単と思うかもしれませんが現地に足を運び笑顔を見せてくれるだけでも被災者の方々は喜びます。小さなことでもボランティアを続けて下さることがとても大切なのです。そしてその体験や現地の状況を持ち帰り周囲に話して頂くこともボランティアの一環です。どうかこの震災を忘れないで下さい」と。
 この話を聞けただけでも今回参加することができて良かったと思います。肉体的、精神的にも疲れましたがとても充実した1日でした。
 私はワンデーポートに繋がってまだ2週間ですが今回の参加でワンデーポートの仲間との距離も縮まりとても良かったです。繋がる前の私は精神状態がとても悪くひどい状況でしたが今は心が穏やかで充実した日々を送っています。これも諦めず、私にワンデーポートを勧めてくれた家族や施設長、スタッフ、仲間のおかげだと思います。これからも色々なことに挑戦しギャンブルを必要としない自分らしい生き方をしていこうと思います。
 ありがとうございました。

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